伸び悩んでいる沼津漁港産の水産物の販路拡大を図るため、「鮮度保持期間の延長を可能とする特許技術を活用した製氷設備」の製造・販売事業
■ID 795
■登録日 2014/01/08
■研究課題名 伸び悩んでいる沼津漁港産の水産物の販路拡大を図るため、「鮮度保持期間の延長を可能とする特許技術を活用した製氷設備」の製造・販売事業
■研究実施年度 平成24年度
■事業名 地域密着ビジネス新事業助成事業
■研究開発企業名 株式会社不二熱設備
■郵便番号 410-0022
■所在地 沼津市大岡900-2
■電話番号 055-922-5510
■共同研究者 鰹コ和冷凍プラント
■研究の目的 :
東部地域イノベーションセンターで実施されたMOT(技術経営)講座に出席させて頂いたご縁が元で、鮮度保持に有効な技術である窒素氷製造に関する特許を保有している(株)昭和冷凍プラントと交流を持たせていただける機会を得た。 この技術によって、鮮魚の出荷可能エリアの拡大が見込まれ県内の水産業に広く貢献できると考え、(株)昭和冷凍プラントとライセンス契約を結ぶことになった。 また、特許技術などの知的財産を活用することによって、中小零細企業でも地域に貢献する事業が出来るのであれば、大変素晴らしいことであり是非この事業に取り組んでみようと考えた。
■研究の成果 :
窒素水と窒素氷の製造技術を開発した企業からの技術指導により、水中に溶けている酸素を窒素に置き換えた「窒素水」を使い、シラスの鮮度保持に取り組んでいる最中。シラスは傷みやすいため、水揚げ港から遠隔地に輸送するには急速冷凍か釜揚げにして出荷するのが一般的とされている。当社では、水揚げ後に塩分を混ぜた窒素水でシラスを洗浄し保存、輸送中は窒素氷水を使用する。県内協力水産業者とともに適切な塩分濃度、処理時間などを探り実用化に結び付けていく。
■平成20年度以降、事業化・製品化の見通し・特許等 :
なし
■添付画像 :

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